こごみって何?どうやって料理するの?
先日、スーパーで「こごみ」を見つけたので、買ってみました。
「こごみ」ってどういう山菜なの?
どうやって食べるの?
調べてみました。
こごみって?
まず、その名前から
漢字では「屈」と書くようです。
前屈の「屈」ですね!
先を丸めながら生えてくる姿が
まるで体を屈み、縮こまっているように見えることから
この名がついたそうです。
見ると、寒くて縮こまっている人間のようですね。
種類は?旬は?特徴は?
主に若葉のことを「こごみ」と言います。
春から初夏にかけて渦巻状の若葉が出てきます。その部分を食用としています。
ソテツの仲間なんですね。
別名、クサソテツ、コゴメ、ガンソウ、カンソウ
旬は
雪解けの4月〜5月まで、6月まで取れる地域もあるようです。
北海道から九州まで幅広く分布していて、渓流沿いや、山地の湿っぽい林床、
かつ日当たりの良い場所に群生しています。
下処理は?保存法は?
強いアクが無いので、アク抜きをしなくても食べられるのが特徴です。
新鮮なものが手に入れば生でも食べられるそうです。
アク抜きは必要無いのですが、洗う時は先端のくるくる丸まっているところを
伸ばしながら、丁寧に洗ったほうがいいです。
たくさんの汚れや茶色いカラが出てきました。
完全に取り除くことは難しく、少々残ってしましますが、食べても問題ないようです。
しかし、丁寧に洗わないとポキっと折れてしまうので、注意しましょう。
水洗いした後、料理に使う際は、キッチンペーパーなどで
しっかり、水気を拭き取りってから使いましょう。
これで下処理は完了です。
そのまま保存する場合
洗わず、乾燥を防ぐため新聞紙に包み 、
ビニールなどに入れて冷蔵庫で保存可能です。(2〜3日)
茹でて保存する場合
こごみの根元は硬くなっているので
2~3cmくらい切り落としておきましょう。
鍋にたっぷりの水を入れ、一つまみの塩を加えます。
火にかけ、沸騰したら
下処理をしたこごみを入れ、2~3分さっと茹でます。
茹で終わったら、ザルにあげ流水で冷やし
キッチンペーパーなどで水気を拭き取りましょう。
鮮やかな黄緑色になります。
分かりにくいかも(^^;;
冷蔵保存の場合は
保存容器に入れ冷蔵庫や野菜室で保存します。(2~3日)
冷凍保存の場合
密閉袋などに入れ、空気を抜いて冷凍庫で保存します。
食べる時は自然解凍していただきましょう。
料理にしてみよう!
こごみの天ぷら
生の山菜といえば『天ぷら!』ということで
こごみも天ぷらにしてみました!
衣は目分量で作りました(⌒-⌒; )
天ぷらの衣にマヨネーズを少量加えて
出来上がり!
サクサクの衣と、粘りのある口当たりで
なんともいえない山菜の香りで
『美味しい!』
と思わず独り言をもらしてしまいました。
マヨネーズの味はしませんでしたが、
ちょうどいい塩分が残っていて
衣も美味しかったです。
こごみのペペロンチーノ
冷凍したものは
『こごみのペペロンチーノ』風
にしました。
冷凍庫から取り出したこごみ
こごみを3等分か4等分に切っておきます。
鍋でスパゲティを茹でます。
茹で上がる1分ほど前に、切ったこごみを投入します。
タイミングをみて、フライパンに
オリーブオイル
スライスしたにんにく
輪切りにした唐辛子を入れ
にんにくのいい香りがしてきたら
茹であがったスパゲティをフライパンに入れます。
塩、胡椒で味を調整して
完成!
美味しくいただきました。