アイスクリーム・アイスミルク・ラクトアイス何が違うの?柿の種に合うのは?
夏になると冷たいアイスが食べたくなりますよね!
私は年中食べていますが。
アイスを食べた時やお店でアイスを選んでいる時
気になったことはありませんか?
- 同じバニラのアイスなのになんで濃さが違うの?
- アイスのパッケージ表示が違う!
なんとなーく、バニラアイスとラクトアイスの違いは
食べて違うのは分かっていましたが
”アイスミルク”?
という状態だったので、調べてみました!
最後に、私が昨年ハマっていた
バニラアイス+柿の種
どれが一番合うのか。
それぞれ食べてみたので
ご興味ありましたら見てください!
アイスってなんだろう?
食べた感じが、「濃い」「濃くない」の違いは分かるのですが
細かな違いはなんでしょう。
アイスの違いの前に
アイスはどうやって作るのでしょうか。
〜アイスの作り方〜
アイスの原料は、卵、砂糖、牛乳、生クリームです。
- 卵の黄身を泡立て器で泡立て、砂糖を入れ、白っぽくなるまで泡立てます。
- 鍋に牛乳と砂糖を入れ、沸騰寸前まで温めます。
- 2の牛乳を1の卵液の入っているボールに少しずつ入れ、混ぜ合わせます。
- 3が混ざり合ったら、濾していきます。
- 4を火にかけ、弱火で焦がさないように、とろみが出るまで温めます。
- 別にボールに冷水入れて、用意しましょう。
- トロミがついたら、6の冷水に鍋を浸し、ゆっくり混ぜながら冷やします。
- また別に、生クリームを角が立つ程度に、泡立てておきましょう。
- 8の生クリームに7を少しずつ入れ、さっくり混ぜ合わせていきます。
- 全体が混ざり合ったら容器に入れ、冷蔵庫で冷やしていきます。(途中に数回かき混ぜると、ふんわりした仕上がりになりますよ。)
作り方を見ると
牛乳と生クリームといった乳製品を多く使っていますね。
その違いは何なのでしょうか?
牛乳と生クリームの違いは?
「牛乳」と「生クリーム」
どちらも原材料は同じ「牛の乳」です。
その違いはどこにあるのでしょうか。
牛乳
牛乳とは漢字でもわかるように、牛から絞った乳のを
細菌などの厳しいチェックを経て、加熱殺菌された後
パッケージングしたものを「牛乳」といいます。
その加熱殺菌時、脂肪の粒を砕き、均質化させることによって
分離しない安定した、なめらかな口ざわりの牛乳が出来上がります。
牛乳の脂肪率は3%以上とされており
4%以上の濃厚タイプは「加工乳」のものが多くあります。
ちなみに、牛から絞った未殺菌の乳を「生乳」といいます。
生クリーム
生クリームは
上記にあった生乳を温め、遠心分離機で分離させ、乳脂肪率を調整し、
熟成させたものをいいます。
生クリームの定義は
「生乳、牛乳または特別牛乳から乳脂肪分以外の成分を除去し、脂肪分18%以上にしたもの」
とされています。
分離されているので、牛乳と比べ脂肪率はかなり高いですね。
アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイスの違い
アイスクリーム
アイスクリームは乳固形分15%以上(うち乳脂肪が8%)入っているものと定義されています。
食感はなめらかにとろけて、ミルクの風味が広がっていきます。
アイスミルク
アイスミルクは乳固形分10%以上(うち乳脂肪分が3%以上)入っているものと定義されています。
乳固形分と乳脂肪分はアイスクリームに比べて少ないですが、牛乳と同じくらいは含まれていますね。
こちらもミルク風味は口に広がりますが、アイスクリームに比べ口当たりはさっぱりして、食べやすいです。
植物油脂が使われることもあります。
ラクトアイス
ラクトアイスは乳固形分3%以上入っているものと定義されています。
他の2つとの違いは乳脂肪分の決まりはありません。
ミルクの風味はあまりせず、非常にさっぱりした口当たりで、暑い夏でも食べられます。
人によりますが。
植物油脂が多く使われています。
食べ比べてみた!柿の種に合うのは?
さて最後に私のしてみたかった食べ比べ
自己満足です。
まずはアイスクリーム
口に入れた瞬間から
柿の種の醤油味と、アイスのなめらかな甘みが
混ざり合って、いい感じに溶けていきます。
やっぱり美味しい!
今年もはまってしまいそうです。
ラクトアイス
アイスクリームに比べ
甘さとしょっぱさが、混ぜ合わさる感じはあまりないですね。
別々に食べている感じです。
しかし、あっさりして美味しい。
ラクトアイスのバニラ味は、いろいろ探したのですが
近所にありませんでした。残念です。
しかし、同時に食べ比べはしたことがなかったので
満足しました。
乳脂肪分が多いと
味が混ざり合いやすくなるんですかね。
全く違う風味、食感でした。